特長

一貫連携教育

共に学ぶ

つながりを深め尊重しあい、未来をひらく人材を育む

立教学院では、「テーマをもって真理を探求する力」と「共に生きる力」を育むことを教育目標に、それぞれの学校において、「人間の尊厳や価値」「生きる意味」「人間としていかに生きるか」を問い続け、キリスト教に基づく人格教育を行っています。
2つの教育目標を実現するために、院長をはじめとする、教職員からなる組織体制を整え、連携を強化するとともに、現場の教員間の相互コミュニケーションの場も設けています。
また、大学教員による高校での特別授業、高校生の大学の授業履修、大学生による小学校での授業補助など、学校を越えた学びの場や、児童・生徒・学生たちが共に学び合い成長し合える学びの場づくりに取り組んでいます。

学生授業補助者制度

立教学院では、伝統的に大学生が小中高で授業補助や学習指導を行っており、2014年度に、授業運営の一層の充実を図るため、「学生授業補助者制度」として制度化しました。
これにより、児童・生徒一人ひとりの学びが、より一層深化するとともに、大学生にとっても他者に伝えることを通し、自身の学びがより確かなものとなっています。

特別聴講生制度

高校3年生が立教大学の授業科目を受講することができる制度です。受講した科目は、自由選択講座および科目として高校の卒業単位になると同時に、立教大学に進学した際の卒業要件単位としても認定されます。
2015年度からは「立教GLP(グローバル・リーダーシップ・プログラム)特別聴講生制度」もスタートしています。

グローバル教育

多様性を認め、受け入れる「真の国際人」を育てる

一貫連携教育における教育目標の達成には基礎的な「学ぶ力」を養うことが必要であり、そのために豊かで的確な日本語を使う能力、英語を使う能力の育成を重視しています。このため、小学校1年生から英語授業を実施し、小中高大を通して“生きた”英語の習得に取り組んでいます。
また、英語以外の語学学習の他、海外留学や語学研修などのプログラムを通して、異文化を理解し受け入れるコミュニケーション能力や共感力を養成。自分の力で考え、世界の人々と共に生きる、「真の国際人」を育成します。
立教大学においては、2014年に国際化戦略「Rikkyo Global 24」を策定、文部科学省の「スーパーグローバル大学創成支援」事業に採択されました。社会のグローバル化を牽引する使命を帯びた新たなステージに進化し、留学にとどまらない多様な形態のプログラムによる海外体験が可能となっています。

“生きた”英語の習得

小学校では、1948年の創立当初より、1年生からの英語教育を行っています。英語のわらべ歌を歌い踊りながら英語を学ぶETM(Education Through Music)等を通じて、「小学生にとって最適な」英語教育を実践しています。
また、各校でネイティブスピーカーによる授業や、スピーチやエッセイなど発信型の英語力を高める実践授業を多く導入しています。

一貫連携教育だからこそできる海外体験プログラム

夏休みを利用したホームステイやサマープログラム、サマーキャンプ、ギャップイヤー(大学進学前の2~3月)を利用した留学や1年間の派遣留学など、各校で多種多様な海外体験プログラムを実施しています。

Rikkyo Global 24

立教大学の国際化戦略「Rikkyo Global 24」は、創立150周年を迎える2024年に向け、「アジアを代表し、世界で際立つ大学」になることを目指して取り組んでいる24のプロジェクトの総称です。(1)海外への学生派遣の拡大 (2)外国人留学生の受け入れの拡大 (3)教育・研究環境の整備 (4)国際化推進ガバナンスの強化の4つの分野を軸に、具体的な取り組みを進めています。この戦略を基盤とした構想は、2014年に文部科学省「スーパーグローバル大学創成支援」事業に採択されました。

正課外活動

教室を離れた場でも広がる交流。人とのかかわりや協力することの必要性を学ぶ

教室や講義で見聞きするだけでなく、感覚をすべて働かせて全身で学ぶ授業(校外学習)や正課外教育プログラムを数多く展開しています。
単なる集団生活に終わらず、地域の施設や人々との交流を通じて、自分たちが自然や社会とのかかわりの中で生きていることを体感します。

清里環境ボランティアキャンプ

立教学院の一貫連携教育の目標の一つである「共に生きる力を育てる」をテーマに、①自然から学び自然と共に生きる方法を学ぶこと、②環境問題に関心を寄せ、その環境を守るために力を合わせること、③年齢や学校が違う参加者が共に参加して理解を深め合うこと、を目指し、立教学院の児童・生徒・学生・教職員が清里の地で寝食を共にして、環境整備に関わるボランティア活動を行っています。

立教小学校夏季キャンプ

小学校では、家族から離れて自主性を養い、集団生活を通して協力と奉仕の姿勢を養うことを目的に、夏季キャンプを行っています。1年生キャンプと2年生から4年生の縦割りキャンプは、中軽井沢にある立教学院みすず山荘で実施。6年生は、外部のキャンプ場で行っています。

クラブ活動

各校で文化・芸術、スポーツとさまざまな分野のクラブ活動が繰り広げられています。小中高大の部員が一堂に会し、オール立教として練習やイベントが開催されているクラブや、例えば、大学生が小学生を、大学生が高校生を、高校生が中学生を指導するといったような児童・生徒・学生間での交流・連携も日々行われています。
なお、2017年度には、立教大学体育会所属51部のうち、17部が一貫連携活動を実施しています。

一貫連携教育の取り組み

お問い合わせ

立教学院 一貫連携教育推進室

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