立教学院 合同学校説明会を開催
立教小学校、立教池袋中学校・高等学校、立教新座中学校・高等学校、立教大学
2024/11/05
OVERVIEW
2024年9月28日、立教学院 合同学校説明会を立教大学の池袋キャンパスで開催しました。立教学院の一貫連携教育について紹介する全体会をはじめ、立教小学校、立教池袋中学校・高等学校、立教新座中学校・高等学校、立教大学の各校による説明会、キャンパスツアーなどを行いました。
立教学院では、「テーマをもって真理を探求する力」「共に生きる力」を育むことを教育目標に掲げています。今回の合同学校説明会では、一貫連携教育の教育目標について理解を深めるきっかけとなりました。
立教学院 合同学校説明会は、タッカーホールでの全体会から始まりました。司会は立教大学放送研究会の学生が担当。福田裕昭立教学院理事長による開会のあいさつでは、2024年で150周年を迎えた立教の歴史とともに、各校や、一貫連携教育の特徴についての説明がありました。また、100年程前の立教生の手記を引用しながら、現在にまで受け継がれる立教の魅力を語りました。「立教未来構想—RIKKYO VISION—」の動画では、立教各校と一貫連携教育における今後のヴィジョン上映。西原廉太立教学院院長・立教大学総長からは、創立者チャニング・ムーア・ウィリアムズ主教の生き方や、建学の精神を表す「PRO DEO ET PATRIA」の意味を紹介しつつ、キリスト教に基づく立教の人間教育について説明しました。別の会場では、学校別の説明会も実施しました。
福田裕昭立教学院理事長
西原廉太立教学院院長・立教大学総長
立教小学校の説明会では、主に同校で育まれる力について田代正行校長から説明がありました。発達段階に応じた教育を行い、学力だけでなく、現代社会で重視されている「非認知能力」(向上心や忍耐力など数値では測れない力)の育成に力を入れていること。その上で「友だちのよいところがわかる」「自分のよいところが表現できる」「広い視野でものを見られる」「全てに感謝できる」という4つの力の育成を目指していることなどを紹介しました。
立教小学校説明会の様子
田代正行立教小学校校長
立教池袋中学校・高等学校と立教新座中学校・高等学校は合同で説明会を実施しました。原真也立教池袋中学校・高等学校教頭と田中俊江立教新座中学校・高等学校副校長から、説明会で頻繁に寄せられる質問や、その場で寄せられた質問への回答がありました。両校の施設の特徴や、生徒の雰囲気、進学先など、質問は多岐にわたりました。
立教池袋中学校・高等学校と立教新座中学校・高等学校の説明会の様子
原真也立教池袋中学校・高等学校教頭(左)と田中俊江立教新座中学校・高等学校副校長(右)
立教大学の説明会では、リベラルアーツ教育についての説明のほか、在学生と卒業生による講演を行いました。小学校から立教で過ごし、英語や異文化の学びに力を入れてきた在学生の松岡さんと、スポーツにも熱心に取り組んだ卒業生の玉川さんによるエピソードを通して、一貫連携教育の特色や、立教での学びについて理解を深めていただきました。
松岡英生さん 異文化コミュニケーション学部異文化コミュニケーション学科3年次
玉川雅久さん 経営学部国際経営学科2024年卒業
このほかにも、立教小学校個別相談会や、建物の歴史や大学にまつわるエピソードを紹介しながら学内をめぐる立教大学の学生によるキャンパスツアー、立教学院展示館の公開などを行いました。
立教小学校入学個別相談会の様子
学生によるキャンパスツアー
立教学院の各校の個性や一貫連携教育の特徴、150年の歴史や未来に向けたヴィジョンなど、立教への理解を深めていただく一日となりました。
※ 記事の内容およびプロフィールは、取材当時のものです。