「やり抜く力」を育んだ立教での日々

三菱UFJモルガン・スタンレー証券 久保 寛仁さん

2021/12/20

OVERVIEW

小学から大学まで立教学院に在籍し、現在は、三菱UFJモルガン・スタンレー証券で働いていらっしゃる久保 寛仁さん(2018年観光学部観光学科卒業)にお話を伺いました。

部の仲間と共に鍛えた精神力

子どもの頃から洋画に登場する証券マンに憧れがあり、大学卒業後に証券会社へ就職。現在は、個人や法人のお客様に対して資金運用のコンサルティングを行っています。将来は家業を継ぐことを視野に入れ、日々自己研さんに励んでいます。

(左)中学1年から大学までラグビーに打ち込んだ。写真は立教大学での1枚。(右)小学校時代

仕事をする上で支えとなっているのは、中高から大学にかけて取り組んだラグビー部での経験です。中学1年でラグビー部に入部して以来、多くの時間と情熱を注いできました。立教新座中高時代は、ハードな練習の中でも、仲間と協力して目標に向かって努力することに楽しさを見いだしていました。部活動を通して、一つの物事に真正面から立ち向かうための精神力が鍛えられたと感じます。

立教大学体育会ラグビー部での活動は入部前の想像を大きく超え、練習内容やチームメート、対戦相手のレベルはとても高かったです。そうした環境に身を置き仲間と切磋琢磨できたこと、また試合で結果を残せたことが自分自身の成長につながりました。自信が生まれ、これまでを上回るタフさや、部のテーマだった「やり抜く力」を得られたと思っています。

物事に集中して取り組める環境

立教でラグビーに夢中になれたのは、「自由」を大切にする校風のおかげです。自分のやりたいことをとことん追求できるのは学業面においても同じ。高校で取り組んだ卒業研究論文では、1年間じっくり時間をかけて興味あるテーマを調べ、考えをまとめました。自分と向き合いながら論文を執筆する作業は決して楽ではありませんでしたが、この経験は今でも忘れられません。調べたことや自分の意見を形にして他者に分かりやすく伝える力が養われ、それは現在お客様への提案や同僚・上司とやりとりをする際にも発揮できていると思います。

大学ではもともと好きだった旅行を学問として学びたいと考えて観光学部へ進学。観光について、歴史や文化、地域経済といった多角的な視点から掘り下げ、総合的に知見を深めることができました。

大学卒業後は、立教での経験を生かし社会人としてどこまで通用するのか確かめたく、厳しいと言われますが憧れでもあった証券業界へ。常にお客様にとって最適な提案は何かを考え、自信を持って行動することを意識しています。今後も物事にこだわり最後までやり遂げることの大切さを忘れず、金融の知識や営業力に磨きをかけ、人のためになる仕事をしていきたいです。
※本記事は、『立教学院NEWS』Vol.39(2021年10月)の記事を再構成したものです。記事の内容およびプロフィールは、取材当時のものです。

プロフィール

PROFILE

三菱UFJモルガン・スタンレー証券 久保 寛仁さん

立教小学校(55回生)
立教新座中学校・高等学校(2014年卒業)
立教大学観光学部観光学科(2018年卒業)


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