立教で鍛えられ、今の自分がある

サントリー酒類株式会社 上野 聡太さん

2019/06/27

OVERVIEW

小学校から大学まで立教学院で過ごし、現在は、サントリー酒類株式会社で働いていらっしゃる上野 聡太さん(2011年卒業社会学部メディア社会学科)にお話を伺いました。

スポーツに熱中した思い出

大学2年次で試合に初出場し、4年次ではレギュラーとして活躍。写真は関東学生アメリカンフットボール連盟春季オープン戦での一場面

立教小学校から大学まで、一貫してスポーツに打ち込んできました。小学校では、アメリカンフットボールを原型とするフラッグ・フットボールの選抜チームに1期生として参加。練習では立教大学体育会アメリカンフットボール部の学生から指導を受ける機会もあり、毎回とても楽しみにしていました。また、野球部に所属していたこともあり、小学校の恒例行事である東京六大学野球の応援も印象に残っています。音楽の授業で練習した応援歌を全員で歌い、立教生の団結の強さを感じたとともに、明治神宮野球場という特別な場所でプレーをする大学生の姿に憧れを抱きました。

新座中高で野球を続けた後に、大学ではアメフト部へ。ポジションは「縁の下の力持ち」であるディフェンスラインで、小柄ながらも瞬発力という長所を生かし、チームに貢献すべく奮闘しました。一人一人が役割を全うし、勝利を目指す。アメフトならではの競技性から、チームで一つの目標に向かって進む際に大切なことを学べたと思います。また、今度は自分が教える側として立教小学校へフラッグ・フットボールの指導に行くことに。かつて自分がそうだったように、まずは楽しんでほしい、この競技を好きになってもらいたい、という思いで積極的に指導に取り組みました。

培った積極性を武器に

左 / 小学校3年生から6年生まで3年間担任だった恩師、川上喜久先生と 右 / 小学校時代の1枚

立教に身を置いていた16年間は、「自由の学府」を常に肌で感じていました。特に新座中高では、自主性を重んじる校風のもとで伸び伸びと学びました。そして自由だからこそ、節度を守ろうとする意識や、何が正しいのか、何をすべきかを自ら考える力が養われたと思います。

現在はアルコール飲料の販売戦略を立案し、全国の営業担当者をサポートする業務に従事しています。入社から7年半営業として働いていた経験を生かし、結果につながる方策を日々探っています。営業方針やキャンペーンを検討する上では、いかに現場の営業担当と密にコミュニケーションをとり、情報を集めるかが勝負です。私は物おじせず相手の懐に飛び込んでいくタイプだと自認しているのですが、立教時代にスポーツで培った積極性、そしてチームのために努力を重ね、責任をもって自分の務めを果たす姿勢が、仕事においても役立っているように思います。

人生の半分以上を過ごしただけに、立教に進んでいなければ今の自分はないと言っても過言ではありません。さまざまなことに熱中した日々を胸に、仕事だけでなく、何事にも幅広く挑戦していきたいです。
※本記事は、『立教学院NEWS』Vol.32(2019年5月)の記事を再構成したものです。記事の内容およびプロフィールは、取材当時のものです。

プロフィール

PROFILE

サントリー酒類株式会社 上野 聡太さん

立教小学校、立教新座中学校・高等学校、
立教大学社会学部メディア社会学科(2011年卒業)





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